8/29コンサートのお知らせ

さて、日本全国いよいよ梅雨入りの季節になってきました。 私は6月後半から7月後半にかけて1ヶ月ほど再びノルウェーへ旅立ちます。6月最後の週末には、ランズカップレイクというノルウェー民族音楽最大のコンテストが開かれるので、それに参加すること、友人知人を訪ねたり、楽器のメンテナンスをしたりする予定です。ランズカップレイクではソロの部門とラーグスペル部門の両方に出場します。ラーグスペルLagspelというのは、各地域ごとに作られているスペルマンスラーグと呼ばれるフィドラーグループ同士が演奏の腕を競うもので、いわば「地域対抗団体戦」。私はここ2-3年一緒に活動をしてきたベルゲンのグループ、Audhildsと出場します。ベルゲンには18才以上が参加するハーディングフェーレのスペルマンスラーグが2つあります。一つはより年配の奏者が多いFjellbekken、もう一つは学生が中心になって結成されているAudhildsです。ジュニアチームもあるのですが、実はこのベルゲンのジュニアチームは何度か全国大会を制覇したことのある強豪チームなのです。ソロ部門はそれぞれの奏者が主に出身地域の伝統曲を披露します。私はここ数年ずっとテレマルク地方の曲を演奏しています。夏の短いノルウェーでは、夏になるとここぞとばかりに数々のフォークミュージックフェスティバルが開かれますが、私はこのランズカップレイクが一番好きです。特にハーディングフェーレのソロの部門はできる限り最後までじっくり聞いて、他の奏者達の技を見て勉強したり、励ましあったりするのです。 さて、日本へ帰ってきたら守山市民会館でのロビーコンサートです。今回も榊原明子さんとの共演でお届けします。入場無料ですのでお時間よろしければ是非お越しください。

コンサートご来場ありがとうございました

昨日のコンサート「スロッテル ノルウェーの森に伝わる音物語」にお越し下さった皆様、ありがとうございました。 今回はハーディングフェーレのソロ曲をピアノとの共演でお届けしました。プログラムの中核は様々な調弦法とそれに結びついていた時間的な流れで、朝から順に真夜中そしてまた朝に戻るまでを調弦法ごとに並べました。また、曲と共に伝わる物語を一緒にお話しし、ノルウェーの民俗文化を感じて頂きました。 ハーディングフェーレの調弦法はその音そのものを表す語(例えばG-D-A-Eなど)だけではなく様々な呼び名が付けられています。例えばトロルのチューニング・フルドレのチューニングのように民話に出てくる妖精の名前が付いているものや、ライトブルー・グリーン・グレーなど色を表す名前も見受けられます。 私はこれまで何名もの先生を得ましたが、一番最初にお世話になったBernt Balchenという師匠は色にまつわる調弦法とその意味について話してくれたことを覚えています。ヴァルドレス地方に残るライトブルー・グリーン・グレーなどの色を表す調弦法は、真夜中から朝にかけての空の色を表していて、その時間帯に使われた調弦法だったというのです。又、別の人からの話ではトロルのチューニングはトロルが活躍した真夜中に使うもので昼間には使ってはいけなかったということも聞きました。今ではそういう習慣は昔話であるばかりでなく、かつてはあった意味も殆ど忘れられてしまっています。 日本語でも夜明け前の時間帯は「薄明」と呼ばれたそうで、妖怪が出てくる時間帯と言われていたと聞きました。洋の東西を問わず、現実・非現実の境界線が曖昧になる時間帯があり、そこにファンタジーやお話が生まれたというのは面白いことだなあと思います。 写真撮影は前日阪急百貨店北欧フェアにご来場なさっていたカメラマンの堀克樹さんです。リハーサルから長時間、ありがとうございました! さて、私たちは8月29日に守山市民会館でも演奏致します。お時間合う方は是非お越しください。  

6月2日 コンサート Slåtter ノルウェーの森に伝わる音物語

年始から準備を開始していたコンサートまで、いよいよ後2ヶ月となり、フライヤーが完成しましたのでここにお知らせします。 ハーディングフェーレのソロ曲が中心ですが、それぞれの曲とともに伝わる物語、伝統的に使われてきた場面や時間帯などのコンテクストと共にプログラムを組み立てます。今回は、ピアニストで作曲家の榊原明子さんと共にコンサートを作っていきます。皆さまお誘い合わせの上、是非ご来場下さい!   スロッテル ノルウェーの森に伝わる音物語 日時:   2019年6月2日 13:30 Open 14:00 Start 会場:   堀江アルテ 大阪市西区北堀江1-18-17 モトバヤシビル7階 出演:   樫原 聡子 ハーディングフェーレ/ 榊原 明子 ピアノ 料金:   大人 前売 ¥2,800 当日 ¥3,000 /  高校生以下 前売 ¥1,300   当日 ¥1,500 ご予約:contact@satokok.com 後援: ノルウェー大使館 / 日本・ノルウェー音楽家協会 Konsert: Slåtter - musikk og historie som overlever i skogen Endelig er det 2 måneder til konserten "Slåtter : musikk og historie som overlever i skogen", og …

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Spellemann 2018

先週の土曜に、ノルウェーのグラミー賞と呼ばれる、スペルマン賞が発表になりました。毎年、3月にその前年1年間に発表されたCDの中からそれぞれのジャンルでベストアルバムを選ぶものです。昨年の伝統音楽部門はAnne HyttaのStrimurが選ばれました。 そして、今年、昨年の11月に3度目の来日公演を果たしたMarja Mortenssonのアルバム<<Mojhtestasse – Cultural Heirlooms>>がノミネートされていましたが、見事、本賞を受賞されました。Gratulerer!! その他のノミネート作品は以下の通りです。 Aslak Brimi Kvartett «Vev» Johanne Flottorp «Johanne Flottorp» Sudan Dudan «Heimen der ute» Marja Mortensson «Mojhtestasse – Cultural Heirlooms»

ノルウェーで手軽に楽しめる美味しい食べ物

このブログのノルウェーの食べ物のページを、時々見てくれいている人がいることを検索結果で確認したのですが、ノルウェーの食べ物というタイトルなのに、地味な内容であったことを反省しています。今回は外食が高いノルウェーでも手軽に喰べられれて美味しい、お土産にも適しているノルウェーの食べ物を書いていきたいと思います。今度もある意味地味な内容ですが。。ノルウェーを離れてから半年。そろそろ食べ物が恋しくなってきました。 1、コーヒー ノルウェーのコーヒーは美味しいです。私は特にコーヒー党というわけではありませんが、ノルウェー人のコーヒー消費量は世界でも有数だそうで、よく飲むから味も良いということのようです。味は酸味のあまり強くないものが好まれるような印象を持っています。街にはカフェが点在していますが、日本で人気のアメリカ系大手チェーンはあまり見かけません。聞くところによると、ノルウェーでは古くからあるカフェ文化が強かったので外国からの大手チェーンがなかなか参入できなかったらしいのです。写真はオーガニックベーカリー、ゴットブローGodtBrødのコーヒーとオープンサンド。 Godt Brød HP: https://www.godtbrod.no 2、サーモン 言わずと知れたサーモン大国ノルウェーですが、実はほとんどは養殖です。でもやはり美味しいです。スーパーの冷凍コーナーに大きなサーモンが1尾丸ごと冷凍されているのをみて、いつかはこれを自宅のオーブンで調理してみたいと思いつつ、夢が叶わぬまま日本に戻ってきました(実際、オーブンより大きかったです)が、次回ノルウェーに行った時にまた試したいと今でも思っています。 3、ビール これまた私はアルコールが強くないにも関わらず、ビールが美味しいのがノルウェーです。ノルウェーのビール造りは歴史が長く、バイキング達も既にビールは作っていたそうです。昔から夏とクリスマス時期2回に分けて醸造していたそうで、その習慣は今でもクリスマスビール Juleølが12月になると各ビール会社から出されることにも残っていますが、レシピの方は随分と変わってしまっているようです。最近は新しい地ビールが次々と誕生していて、様々な銘柄と味わいで楽しませてくれます。 アルコール規制の非常に強いノルウェーでは、スーパーで買えるアルコール類はビールやサイダー系のみで(アルコール度数の強いものは専売のヴィンモノポーレVinmonopoletで販売しています)、朝9:00から夜8:00までしか販売してくれません。旅先でスーパーで買い物する際はくれぐれも気をつけましょう。写真は西ノルウェーはフロムにある地ビール、エギールÆgirのビール缶。こちらもほとんど街のスーパーで見かけるものです。(外国から日本への酒類の持ち込みは制限がありますので注意しましょう) Ægir bryggeri HP: https://aegirbryggeri.no/?lang=no_NO 4、フィスケカーケFiskekake この食べ物は、日本人にはある意味馴染みのある味で、魚の擂り身を焼いて作る、カマボコのようなモノなのですが、それが大きくお皿に乗っているのには最初はいささか違和感があったものでした。私の住んでいたベルゲンには有名なフィスケカーケの店Søstrene Hagelinがあり、お昼時になると、50クローネ前後の簡単なランチとしてフィスケカーケをバンに挟んでバーガーとして食べることができます。外食の高いノルウェーでは100クローネ以下で食べられるランチとして地元の人にも人気がありますし、外国からの観光客にもオススメしたいところです。フィスケカーケ1個だけなら15クローネ前後(2-300円前後)と町歩きでちょっと小腹が空いた時にかじるのにもちょうど良いお値段です。 Søstrene Hagelin HP: https://www.sostrenehagelin.no (写真はYelpから借りています)

ジャイロキネシスとのコラボイベント

ジャイロキネシスというエクササイズをご存知でしょうか? NY発祥の背骨の調整をメインとしたエクササイズで、開発したのはバレエダンサー。腰を酷使するダンス中に体を傷め、ご自身のリハビリの為に開発したメソッドだそうです。その為、ダンサーに支持を得ているエクササイズと聞きました。マシンを使ったエクササイズのジャイロトニックに対して、ジャイロキネシスは椅子に座った状態で行うエクササイズで、大きく胸を開いたり、脇腹を伸ばしたりするのですが、あくまでも体軸を意識して行うので無理がなく、エクササイズ後の爽快感がたまりません。 私は3年ほど前に体調を崩しその時に住んでいたベルゲンで出会ったのがこのジャイロキネシスのエクササイズです。その時インストラクターをしてくれたのはタンゴダンサーの整体師さんですが、日本に一時帰国した時にもジャイロのスタジオを探しお世話になったのが、同じくダンサーで、ジャイロキネシスのインンストラクターである丸井知世さんです。 何度かライブでお世話になっているスタジオTime Blueさんにはジャイロトニックのマシンがあり、よくレッスンをされています。何気なく、以前にジャイロのレッスンを受けたことがあるんですと話したところ、何と、丸井さんがTime Blueさんでレッスンをされているというではありませんか!? お陰様で体調の方はエクササイズの効果かその後みるみると良くなり、今ではすっかり元気です。5月12日(日)には、スタジオTimeBlueでその丸井さんとのコラボイベントが実現します。 まず14:00から丸井知世さんの呼吸にフォーカスしたジャイロキネシスのエクササイズを1時間。その後休憩15分を挟んで1時間のコンサートです。このコンサートは特別で、ヨガマットの上に横になったり、座ったり、お好きな体勢で聞いていただきます。勿論、間で寝てしまってもOK。エクササイズの後は体もリラックスしていますから、そのままリラックスして音楽を楽しんでもらおうというコンセプトです。音楽もゆったりとしたバージョンでお届けする予定です。題して「ジャイロキネシスと寝ても良いコンサート」。エクササイズの爽快感と音楽でリラックスしたい貴方、是非ご参加下さい!   May 12th 2019 @ Studio Time Blue 天神橋筋6丁目 ジャイロキネシスのセッションとのコラボイベント。 エクササイズとコンサート各1時間 ¥3,000 14:00 ジャイロキネシス Start インストラクター:丸井知世 15:15 コンサートStart コンサート:樫原聡子

Winter in Bergen

日本では3月に入り、すっかり春めいてきましたが、先日、私がここ数年暮らしていたベルゲンのプロモーション的動画を見つけました。まだまだベルゲンは冬です。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=ohlwbrCFkcU 私は実家が大阪で、実はノルウェーに行く際によく利用する航空会社は毎日運行しているKLMです。北欧行きならFinnAirやSASなど有名ですが、ベルゲン行きはFinnAirは夏しかなく、SASは関西空港からは飛んでいないからです。憧れの航空会社さんです(笑)